適切なハードルを設定するということ

こないだふと考えたのが、ハードルの設定についてです。
熟達を促すためには、自分で適切なハードルを設定するということが大事なんじゃないかと思います。
どういうことかというと、例えばブログやtwitterを始めようとしたときに、凄いことを書かなきゃとか考えてしまうと一気に手が進まなくなってしまう。「凄い」というのは言い換えれば、人によっては「面白い」であったり、「誰かにとって有益であること」のようなものですね。しかしここで、何でも良いから適当にとりあえず書いてみるかという感じで書き始めることができれば、そのうち記事やtweetが増えていく。書き続けているうちに、段々と自分なりの方法論のようなものが身に付いていき、洗練されていく。
これは、他のことにも当てはめて考えることができると思います。たとえば、筋トレ。最初から、ハードに取り組まなきゃと頑張ろうとすると、始めること自体が結構大変になってしまうし、たとえ第一歩を踏み出せたとしても三日坊主になってしまう可能性はかなり高いと思います。
ブレインストーミングの4つのルールは、Wikipediaによると、「批評・批判をしない」、「粗野な考えを歓迎する」、「量を重視する」、「アイディアを結合し発展させる」ですが、僕は一番大事なのは自他の出すアイデアのハードルを下げるということにあるんじゃないかなと思ってます。これら4つのルールは、このハードルを下げるということを分かりやすく分解したということだと解釈しています。
このように、ハードルを適切に下げるということは熟達に向けての初期段階としては結構大事なことだと思ってます。
逆に、あえてハードルを高めに設定することが肝心な場面もあるかもしれませんが、それはまた別のときに考えてみます、多分