タイガー・ウッズ謹慎の件について

昨日から、タイガー・ウッズの一件で腹が立っています。どこにこの腹立ちをぶつければいいのか分からなくて悶々としています。
もちろん、彼がしたことは彼の家族にとっては重大な問題であるし、家族を大切にするべきであることは間違いのないことです。しかし、彼の本業はプロゴルファーであり、彼の家族とスポンサー以外にとっては今回の問題はどうでもいいことです。彼がどれだけ不貞であっても何の迷惑も僕らにはかかりません。
むしろ、彼のプレーが見れないことの方が迷惑なわけです。もう少しで歴史が塗り替えられるところまで来ているし、彼自体30歳を過ぎプレーに円熟味が出てきていることもあって、さらなる活躍が見込まれるわけです。にもかかわらずこのようなことになって、損失はかなり大きい。この汚名は、家族に対してはもちろん誠実に尽くすしかないものの、社会に対してはプレーではらせばいいのです。
それをよってたかって、有名人のスキャンダル好き連中が騒ぎ立てた結果、このような自体になりました。有名人がスキャンダルを起こしたことに対してよってたかって騒ぎ立てるのは、雲の上の存在のように感じていた有名人が実は自分と変わらない部分があったのだと、溜飲を下げたいと感じる人が多いからでしょう。これは非常に下品なことだと思います。自分が成長することによってではなく、他人が落ちてくることによって自分の立場が相対的に上がった感じがして、気持ちが良いのでしょう。下らないです。
とまあ、このように腹が立ってるわけです。マスターズ前に戻ってくるという予想をしている人もいるので、早く戻ってきて石川遼などの後輩選手らに対して模範となれる選手として、さらに活躍してくれることを心待ちにしています。