意志力革命

意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)

科学的根性論、という感じです。なぜ科学的根性論かというと、集中してエネルギッシュに目標を達成するためには何をしたらいいのかが、しっかりとした調査と研究に基づいて書かれており、なおかつそれが熱いんです。
基本的な論旨としては、

1. 自分自身が共感でき、なおかつ少し困難だが達成可能そうな目標を設定する
2. ネガティブな感情をコントロールし、気を散らすものを排除し、ときにストレス発散を心がけ、前向きなエネルギーを蓄える

というところですかね。
根性というものは、人によっては成功の源泉と考えているかもしれないし、人によっては非科学的で無用のものと捉えているかもしれません。僕自身としては、様々なスキルを持っていることよりも、最終的なところで粘れるかどうかが肝心であると考えています。（そして僕自身に欠けている･･･。）スキルというものは多少の勉強で身につけられるものであるけれど、根性というのは粘り続けることによってしか身につかないものだと考えるからです。
だからこそ、こういうものを読んで少しでも粘り強さややり抜く力を身につけたいと思うのです。ということで、少しでも同じように考えてる人にとっては有用な本だと思います。