努力ってきっと、1日10分でいいから、自分が成長するために時間を使うこと

なんでも才能のせいにするなよ - 狐の王国
努力しようという結論になると、努力することを努力しましょうというお話になる - 教えてお星様

「努力」って言ってしまうと、なんかハードルが高い。
教えてお星様さんのブログでは、「努力」という言葉について、wikipedia:努力

「努力(どりょく)とは、好ましい状態を実現するため、全力を傾けることを指す。」

と引用していたけど、全力を傾けるという言葉がさらに「努力」という言葉のハードルを高くしている気がする。

むしろ、どりょく 1 【努力】 - goo 辞書にあるように、

心をこめて事にあたること。骨を折って事の実行につとめること。つとめはげむこと。

って言葉の方が、落ち着く感じがする。
僕も努力って大抵の人と同じように苦手で、「努力」って一体何さね?ってなる。自分が、努力しなきゃいけない状況だったとき(今もしなきゃいけないけど、シチュエーション違いということで)を思い出すと、周りにもっと努力しろと言われても、何をどのようにしたら努力となるのか、よく分からなかった。でも、今は何となくだけど、「努力」ってどういうものなのか分かる。

量の大小を問わず、どんだけ短い時間でもいいから、毎日それをやること。

どんなに凄い努力をしてる人だって、僕と同じように時間は流れているし、1分という単位は変わらない。60分という単位も変わらない。1分を60回重ねて、60分になるということも変わらない。どんなスキルも、3段飛びとかで覚えることも出来ない。
1日1段、もしくは1段登るための練習を続けることでしか、成長はない。1日10分でいいから、自分が成長するために練習してみる。それはさすがに誰でも出来るでしょ。

広告代理店に勤めている父から何度も聞かされた話がある。50代半ばになる父が、猛烈な忙しさに追われている若い社員にこんなことを言ってやるらしい。

「どれだけ忙しくても、1日10分でいいから、自分のために時間を使え。自分はこの会社で将来どういうことをしたいのか、もしくは自分がやりたいことを実現するためにどんな仕事をしたらいいのか。1日10分であっても、それを365日つづけたら3650分、何にもやってないやつより努力したことになる。それだけ前に進んだことになる。その積み重ねが、いつか大きな差になるんだ。」

異常な天才でなければ、そしてその人たちの割合なんて多分0.1%にも満たないわけで、それ以外の99.9%に属していた人たちでも成功してる人は山ほどいるわけで、その人たちは程度の差こそあれ、上に書いたようなことを続けてきたんじゃないだろうか。