「好き」を仕事にする11の方法

今週の日経ビジネスアソシエのテーマは、「好き」を仕事にする11の方法でした。
特集の最初のページに、有名なSteve Jobsスタンフォード大学でのスピーチの一部が抜粋されています。the only way to do great work is to love what you do.というやつです。このスピーチは色んなところで見れるし、iTunesからも見れるはずだから見たことない人は一度見てみることをお勧めします。

共通点

この特集で登場してる方々の多くに共通しているのは、訪れたチャンスを逃さず自らの手で掴んだということでした。

p.25
この特集に登場するビジネスパーソンたちも、最初から「好き」を仕事にしていたわけではなく、自分の「好き」を仕事に結びつける方法を考え、行動した末に今の幸せな働き方を手に入れいている。

このように、ただ自分の好きなことを仕事にする機会を待っているのではなく、自ら行動してチャンスを掴んでいるということです。どこかまだ僕らぐらいの年代は、3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代で言うところの昭和的価値観を少なからず持っていて、好きなことを仕事にできるわけなんてない、自分の好きなことと仕事は両立するわけではないって、頭の片隅で思っている人は多いと思います。当たり前のことなんだけど、好きを仕事にできるわけないって思ってるうちは、好きを仕事にできない。少しでも可能性があるなら、そっちに賭けてみようっていう気持ちが、その人を押し進める気がします。

好きを仕事にするための準備

もちろん好きを仕事にするのは簡単なことじゃないのかもしれないけど、でもいつか好きを仕事にできる機会があるかもしれない。それのための準備は忘れずにしているべきだと思うし、準備をしていればそれこそセレンディピティじゃないけど、向こうからチャンスが訪れることもあると思うんです。先日、遅延評価勉強法を紹介したけれど、それとは別の、自分の好きな対象を深く理解したり、好きの範囲を広げるための勉強みたいなのも、平行してしていくといいと思います。