ライブ鑑賞の心得

18日に、Jimmy Eat Worldってバンドのライブを見に行ってきたよ!Jimmyは一番好きなバンドでライブも凄い楽しかった!

ボーカルは若干キモい。

で、mixiのコミュニティでライブのトピックが立ってたんだけど、そこで気になったことをいくつか。
なんでライブ行くことを「参戦」って言うの?何と戦うんだ?キッズにとって、ライブは戦いなのか。
でまあ、そんなのはいい
本当に気になったのは、ライブ後のそのトピックでの感想書き込みについて。大体の人は、凄い良かった!とか、感動した!とか、そういう感じなんだけど、何人か不完全燃焼だったって人がいた。不完全燃焼だった理由としては、自分の好きな曲をやらなかったからがほとんどなんだけど、これに凄い違和感を感じる。バンドが僕たちを楽しませてくれるもんだって姿勢に感じるし、お金払ってんのはこっちなんだ理論に近いものを感じる。音楽を聴くことに対して受け身な姿勢というか。もちろんバンドはいいライブをしなきゃいけないと思う。でもさ、自分の好きな曲をやらなかったからあんま楽しくなかったって、凄い身勝手な意見じゃない?あなたの希望だけを叶えるためだけにライブをやってるんじゃないだろうよ。その曲だって、もちろんやるか考えたと思うんだよね。でも、曲順とか色んなことを考慮した上でやらないとなったんでしょ。全体としていいライブにするために、やれなかった、やらなかったんじゃないかな。

僕は去年の夏休み遊びにいったロスとNYでモダンアートに触れたんだけど、モダンアートを目の前にしてどう反応していいのか、どう解釈していいのか分からなかった。それを帰ってきてから友達に話したんだけど、その友達に「自分の好きなように解釈すればいい」って言われたのが凄い印象的だった。評論家があれこれ言っていようと、自分なりに考えて、自分なりに感じればいいっていうことなんだけど、自分からその作品に能動的に感じていくってことなんだなって思った。

音楽もきっとそうで、ただ受け身で楽しませてくれるのを待ってるんじゃ、ライブの本当の良さを満喫できないんじゃないかと思う。アーティストと一緒に楽しむ姿勢みたいなもの、それこそが「参戦」なんじゃないかな。