タバコを吸ってたときの気持ちを忘れたくない

タバコやめてからまだ数週間ぐらいしか経ってないけど、今のところ飲んでるときとラーメン食った後以外ではタバコ吸いたいという気にならないから、まあ順調。でも、タバコを吸うのはやめたけど、僕は嫌煙ファシスト党ではないし、似合ってる人とか見ると格好いいよなって思ったりする。

で、タバコを吸ってた頃の気持ちは忘れたくないなと、今日ふと思った。吸ってた頃の気持ちってなんじゃいって感じだけど、タバコとか酒とか、そういうものを嗜むということを忘れたくないというか。

アメリカンジョークでこんなのがある。

ある男が医者に百歳まで生きられるかどうかたずねた。

医師「あなたはタバコや酒をやりますか?」

男「いいえ、どっちもやりません」

医師「賭事とか、車を飛ばすとか、女にうつつをぬかすとか?」

男「そんなこと、全然興味がないんです」


医師「そうですか、じゃ、あなた百まで生きて何するわけ?」

ただ生きることが目的となって生きてるのって意味無いんじゃないのって、核心をついてるような感じがして、このアメリカンジョークは結構好きだったりする。

要はそういうことなんだよ。体に悪いじゃん!とか、タバコなんて百害あって一理なしだよ!なんて言われまくったけど、そんなの全くピンと来ないわけ。副流煙で迷惑かけるのはまずいけど、自分の体ぐらい自分の好きにさせてくれって思う。

あとさ、大学に入って、今までの人生で一度もタバコを吸ったことがないという人がいたことに驚いた。中学生か高校生の頃に、親とか先生の目を盗んで、ちょっと悪いことしてみたり、まあ今考えれば可愛いもんなんだけど、そういうことが格好いいと思ったりすることなかったのかな。まあ、うちの中学とか高校とかって、それこそ可愛いもんで、やることなんてせいぜいその程度のレベルなんだけど、それさえない環境って何だか、無菌状態というか、きれい過ぎるよなって思う。きれい過ぎる川には魚は育たないとか言うじゃん。あれと一緒でさ、逆に健康的じゃないなーって、もう全く根拠はないんだけど。

全く根拠が欠けてる勢いで書いちゃうとさ、そういう可愛いもんな程度の悪さとかする気持ちってある意味、親とか先生とかそういうものから抜け出したいとか、そういう気持ちの現れじゃない?そういうのなく生きてきたのってさ、なんつーか勢いに欠けるというか、そりゃ世間的にはそんなことやらずに育った方がいいんだろうけど、優等生過ぎる気がしてしまうんだよね。幅がないっていうか。

あー、もうごめんなさいね、タバコ吸わない人。批判する気はないんだけど、まあふとそう思ったんだよ。