ブログを書くことのメリット 〜planned happenstance〜

以前、ブログを書くということというエントリを書いたけど、これを読んだ友達が「ブログを書くメリットがいまいち分からない」と言っていて、今日思いついたので書いてみる。

要は、ブログに書くことで目の前の出来事と過去の記憶をリンクさせられるようになるということ。

これはどういうことかと言うと、人の記憶って曖昧だし、僕自身、違うこと考えた瞬間に前に何考えてたか思い出せなくなるぐらい、記憶力が悪い。ただ見たことや感じたことを、記憶だけを頼りにそのまま放置しておけば、いつか忘却の彼方へすっ飛んでってしまうんだけど、一旦ブログに書くことで頭の片隅に残しておきやすくなる。
ブログを始めて少し経ってから、エントリを書いてる最中に、以前書いたエントリを参照して、今考えてることと以前に考えてたことをリンクさせることができるようになった。
これと同じことが最近は実生活でも起きて、目の前で起きたことと自分の記憶を参照して、アイデアを思いついたり、これと何が関係あるのかとか、これから自分は何が得られて、それは何に役立つのかってのを考えられるようになった。

で、これはキャリア論のplanned happenstanceって考えと似てる気がする。planned happenstanceって「計画された偶発性」とかって訳すんだけど、要は目の前で起きた偶然に対して何も考えずにスルーするか、チャンスと捉えて活かすかによってキャリアが変わるとかいう話(詳しくはhttp://clione.cocolog-nifty.com/clione/2005/06/krumbolts_plann.html)。
んで、ブログを書くことで記憶を一旦そこに落とすことで、こういった行動を強化できる気がしてる。

これが、僕が考えるブログを書くことの一つのメリット。
もうちょい今度この考えを深めてみようとか思うんだけど、ここでもやっぱりブログがあるおかげで、この今度が無意識に行えるようになったりする。