日本人がゴルフを上手くなることを妨げているもの

そういえば僕はゴルフをやるんですが、日本人がゴルフを上手くない理由(欧米人が上手いかどうかは別にして、日本特有の問題として)は、急がされるってとこに原因があるんじゃないかと、何となく今日思いました。

ゴルフを始めたときに、よくあること

日本でゴルフを始める場合に多くの人は親とか目上の人とか、自分よりゴルフを先にやってる人に誘われて始める、もしくはそういう人に教えてもらって始めるってことが多いと思います。一番最初にそういう人たちにゴルフ場に連れて行ってもらったときに心得として、ショットとショットの間は急げとか、ミスショットしたらクラブを何本か持って走っていきなさい、とか言われた経験があると思います。少なくとも僕はそうでした。最初の頃はとにかくセコセコしなきゃいけないなぁって感じなんです。これはまあ、日本のゴルフ場の成り立ち上、仕方ないところはあるんですが、おとなの遊びとしては余裕がないです。

次のショットのことを考えることができない

少ないスコアであがる上で大事なことの一つに、ショットとショットの間に次のショットのことを考えるということが挙げられます。例えば、次のショットの落としどころの周辺にはバンカーがあるから、その手前に打つようにしようとかそういうことです。この、「次のショットをどうするかしっかり考える」ことでミスは結構防げるのですが、急がされるとこれがあんまりできない。次の所へ急ぐのに精一杯だったりしてしまって、落ち着いて頭を働かせることができません。そのまま打ってまたミスショットしてまた急ぐ、みたいな。そうして、頭を働かせて次のショットはどうするべきなのか、一番いってはいけないポイントはどこなのか、などと考えるクセがつかず、いつまで経ってもスコアが良くならないということになってしまうんだと思います。

対策

ではどうしたらいいのか。ゴルフをやっている時間のうち、大きく分けると他人と一緒の時間と自分のための時間があります。ショットとショットの間っていうのは、他人と一緒の時間。そこは、今まで通り急ぐ。自分のボールを目の前にして、次のショットの準備に取りかかり始めたら、それは自分のための時間。そこは自分のためにしっかり使って良い。もちろん必要以上に時間を取ってはまずいですが、必要な分だけしっかり時間を取る。自分のための時間まで、他人のために使わないでください。

まとめ

・他人と一緒の時間であるショットとショットの間は、急ぐ
・自分のための時間は、他人とのことに時間を使わず、自分のためにしっかり使う。