ワークシェア

経団連・連合、ワークシェア議論へ 雇用確保策を検討:NIKKEI NET(日経ネット)
ワークライフバランスという言葉を知ったときに少しワークシェアについても調べました。
要は、1人あたりの労働時間を短くして、その分より多くの人で仕事を分け合おうということですね。

メリット

失業率の改善や、雇用促進、余暇時間が長くなることによる消費の拡大

デメリット

社員が増えるので会社としてはコストが増大、所得の減少

問題点

記事から抜粋すると、

通常は賃下げを伴うため、日本では過去の不況期にも根付かなかった経緯があり、議論が進むか不透明な面もある。

社員1人当たりの生産性を高めることが業務効率化につながるとするなら、これとまったく逆向きな動きなので、体力が余ってる会社じゃないと厳しくって、通常は賃下げを伴うわけです。結局、所得が減少してその分消費も落ち込めば、景気の後退も招きかねないということで、負のスパイラルに突入しかねない。
それと難しそうだなと思うのは、仕事によってシェアできるものとできないものがあるんじゃないかということ。
いきなりシェアしましょうと言われたって、仕事の仕方を教えたりするのって大変なんだよって言われかねないですね。

個人的には、仕組みを作ってどんどん他人に仕事を振って、自分は仕組みを作るところに注力できる人が優秀な人だと思うので、それを促進するというのなら良いことなんじゃないかと思います。