頑張るんじゃなくて、手を抜いてその分他のことでなんかやる

ロケスタ社長日記というブログの、新人におくる、怠惰な社会人になるための7の方法というエントリが素晴らしいなと思ったので、メモしてみます。

1:やたらと努力でカバーしない
努力に頼るとつらくなったときに一気にダメになるので、できるだけ努力をしないですむようにしましょう。
(中略)
とりあえず「いかにがんばらないか」を意識しましょう。


2:楽するための勉強への投資を惜しまない

昼間がんばって、夜や休日休むという人もいますが、出来るだけ、仕事を楽にするための投資をしましょう。本を読んだり、技術を身につけるのがいいと思います。


3:常に「もっと楽にならないか」を考える

何時間もかかる面倒な仕事があったら、どうやったらそれが楽になるかを考えましょう。


4:自己満足に気をつける


5:自分の意志に頼らない

やる気や意志に頼るとたいてい失敗する、とかんがえたほうがいいと思います。


6:記憶力に頼らない

人間、すぐに忘れるので、記憶力に頼るのはよくないです。メモを取るなり、忘れても大丈夫なようにするのがいいです。


7:なんでも仕組み化する

おなじことを何度も繰り返すのは面倒なので、なるべく仕組み化しましょう。


たとえばこのエントリーは新人におなじことを教えるのが面倒なので書いています。最初はメールとかでいちいちまとめてたのですが、あまりに無駄です。


このURL送って「これを読むんだ!」といえばとりあえずその無駄は回避できます。そのあまった時間で、「このエントリーを読んだ上でどんな工夫をしたか」などを聞く時間に費やしたほうがより効果的なわけです。

ちょっと長めの引用になってしまったけど、こういうのって何かいいなーって思った。これって、ただ単に手を抜くっていう話じゃなくて、効率化して浮いた部分をもっと知的生産部分に回せるようにしようってことなんだと思う。


けんすうさんには、2、3度お会いしたことがあって、いい意味で力が抜けてて、すごい人なはずなのにすごい腰が低くて、なんかすごいって思った記憶がある。あの雰囲気が正直羨ましい。あの感じは出そうと思って出るもんじゃないと思う。

アウトプットの量から判断するとどう考えても忙しくないはずないんだけど、なんだかヘラヘラしてるって人が好きで、僕もそういう人になりたいなって思う。