オーストラリア戦について

色んなところで色んな人が、オーストラリア戦について文句を言ってるけど、あれはあれで仕方なかったと思う。
試合全体で見ると、某テレビ局じゃないけど、こないだの試合は"負けられない"試合だよね。何としてでも勝たないといけない、という試合ではなかったよ。
試合前から引き分けが妥当だなと思ってたけど、前半のうちにどちらかのチームに点が入らない限り、後半は両チームとも積極的なアクションは取れない展開で、もちろん勝てたら良かったけど、あの場面でリスキーに攻める選択肢は取れないでしょ。岡田監督も、勝ちたかったって言ってるけど、試合前からああなることは予想してたはずで、残り30分ぐらいで0-0だった場合にどうするか、ということをある程度想定してたと思う。
それを表してるのは、サブメンバー。MF登録のサブが、今野泰幸橋本英郎で、先日のフィンランド戦でそれなりの活躍をした中村憲剛とわざわざ呼び寄せた稲本が入ってない。これはちょっとビックリだったんだけど、岡ちゃんとしてはこの2人を使わなきゃいけない状況よりも、今野泰幸橋本英郎を使う状況の方があり得ると思ったってこと。それって多分、0-0で進んだ場合に憲剛を使うより今野を使った方が堅いって考えたってことなんだよね。どうしても守るなら、今野。どこのポジションでもそれなりに使える橋本。攻めなきゃいけなくなった場面のために、FW3人。結果的に、中村憲剛と稲本は入れられないということだと思う。
何か文句ばっか言っても仕方がないので、こうしたらいいんじゃないかという届くことのない(笑)改善提案をいつか書こう。