チェックリスト

僕の所属してるゼミでは結構プレゼンを重視していて、実践から気づきを得ようとフィードバックシートなるものを作ったりしている。これは聴衆からのフィードバックを得るためのモノで、学生のうちじゃないとなかなかこういうことは出来ない。社会人になったら聴衆に「僕のプレゼンどうでした?」なんて聞ける機会はあんまりないだろうし、そういう機会があったとしてもなかなか本音を聞くのは難しいだろうからね。

んで、そのフィードバックから得た気づきをさらに自分なりに次回に活かせるように工夫するなりしなきゃいけないんだけど、その過程をすっ飛ばしてくれるチェックリストがシゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌に出てた。

□ 1.テーマを明確に示しているか?
□  各スライドのテーマとの関連性を明確に説明できるか?

□ 2.情熱を見せているか?
□  プレゼン資料に気乗りしないスライドは1枚もない?

□ 3.プレゼンの概略を示しているか?

□ 4.数字に意味を持たせているか?
□  プレゼン資料に「かなり」「多い」「少ない」はないか?
□  プレゼン資料の数字は、聴く人がパッとイメージできるものか?

□ 5.忘れられない瞬間を演出しているか?
□  プレゼンにサプライズはあるか?

□ 6.視覚に訴えるスライドを用意しているか?
□  プレゼン資料は目に優しいか?(激しいスライドが続かないか?)

□ 7. 1つのショーとして見せているか?

□ 8. 小さなミスやトラブルに動じていないか?

□ 9. 機能ではなくメリットを売り込んでいるか?
□  このプレゼンによって受講者が実現できることは明確か?

□10. 繰り返しリハーサルをしているか?
Steve Jobs氏のプレゼンの秘訣10ヵ条に学ぶ - シゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌

1.や3.や6.なんかは絶対忘れちゃいけないポイントだよね。
ゼミの授業とかにおいてだと、どうしても淡々とした"発表"になっちゃうけど、例えば2.なんかは自分の発表の内容に自信があれば情熱は見せれるだろうし、5.とか7.とかも準備の段階で意識していけば、段々と聴衆を惹き付けるようなプレゼンが出来るようになるんだろう。
個人的にもう一つ加えるとすると、「事実ベースで終始話す」ってことなんだけど、これは質疑応答とかのときに自分の解釈を事実っぽく語っちゃうことがあるんだよね。憶測と事実の入り交じったプレゼンになっちゃうことがあるので気をつけたいなと。

最近見たプレゼンでは茂木健一郎さんのが秀逸で、かなり情熱的に話していながら理路整然としてるし、話が逸れながらも本題への流れがスムーズで、ショーという感じじゃなかったけど結構感動した。あぁいう人間性の出るプレゼンもいいよなー。

ってことで、次回のプレゼンではこのチェックリストを使ってみようと思います